HOME > 2016年10月の記事一覧 > 台湾で就活・転職するためのあれこれ

ご無沙汰しています。ほっぺです。
最近、働き始めたのでなかなかブログを更新する時間がなくて、失礼しました。
フルタイムなうえに仕事量も多くて、疲れました。(笑)

さて、 前回ザニーさんが台湾で働くことについて書いておられましたが、今回は、実際に自分が台湾で台湾人と(+日本人も)一緒に働いてみた感想等も踏まえて、少し追加して書いてみたいと思います。


どうやって探すの?


・ネットで探す
やはりネットで探すのが一番手っ取り早いと思います。
台湾では有名な104人力銀行
http://www.104.com.tw/
検索方法として、關鍵字(キーワード)の部分に「日本人 日語(日本語の意味)」と入力すると日本人向けの求人が探しやすくなります。

※月老銀行
http://www.yuelaobank.com/
これは、結婚相談所です。お間違いなく!

・人材派遣会社に登録
あとは、ザニーさんが紹介していたように、パソナ、インテリジェンス等の人材派遣会社に登録するのもいいかと思います。私は最初、派遣会社に登録して仕事を紹介してもらいました。とりあえず登録だけしておくというのもいいかもしれません。
登録してすぐいい仕事が見つかるとも限りませんしね。

・直接コンタクト
台湾は日本のメーカー企業はほとんど進出しているのではないか?というくらい日系企業が多いですので、ターゲットにしている企業のホームページから台湾支社をチェックして、直接コンタクトを取るというのもアリかもしれません!

転職するならいつがいい?


ずばり、
旧正月明け
台湾では旧正月前にボーナスが出るので、ボーナスをもらってお正月休みが終わったあたりから皆が仕事を辞めて転職活動が開始されます。
台湾人はあまり会社に帰属意識がないというか、わりと頻繁に転職したり、また前にいた会社に戻ったりと結構自由です。
旧正月明けには先ほど紹介した転職サービス会社のCMがガンガン流れますので、今年もこんな季節かぁ…なんて、CMで季節を感じることもできます。
ですので、求人が多いのは旧正月明けかと思います。
※来年の旧正月(休み)は1月27〜31日。

日本人って雇ってくれるの?


私たちが働くとなると、やはり日系企業が就職しやすいように思います。
私は、配偶者ビザがあり、わりと簡単に仕事が探せる環境にありますが、ビザがない(もしくは学生ビザしかない)、現在日本に住んでいる、ていうか、中国語話せない、なんて方でも就職できた!という方に立て続けに会ったのでご紹介します。

Aさん(女性)
どこで働いてるの?:日系某有名英会話教室(日本でもとても有名です)
職種:営業(日系企業相手)
来台期間:半年
台湾で就職した理由:このまま日本に居てOLをやることに対する漠然とした不安から海外で働きたいと思った。
どうやって探した?:日本で探して、日本で就職を決めて台湾に来た。
中国語レベル:まったく話せない

Bさん
どこで働いてるの?:日系某有名コピー機メーカー
職種:営業(日系企業相手)
来台期間:1年
台湾で就職した理由:海外でのキャリアアップを図って。
どうやって探した?:日本で探して、日本で就職を決めて台湾に来た。
中国語レベル:まったく話せない

どちらの方も中国語はまったく話せないものの、日本であらかじめ仕事を探して、台湾に来たそうです。女性は強いですね。
二人とも、台湾に来てから彼氏ができて、幸せそうでした。
日本の転職サイト(リ○ナビ等)でも中国、台湾への就職先を紹介している場合もあるそうですよ。台湾に来たいけど、語学学校に行くお金もないし、中国語も話せない。。という方はとりあえず、日本でネットを利用して仕事を探してから来台するのもいいですね。
しかし、そういった場合でも台湾のことが好きだとか台湾に一度でも来た事があるといった方がいいと思います。面接時にもアピールになりますし、自分がこの土地に合うか合わないかは実際に来て見ないとわからないですからね。

日系会社のメリット・デメリット


さて、日本人が日系企業にローカル採用された場合のメリット・デメリットを心情的な部分も含めて(私の個人的感情も大いに入りますが)ご紹介したいと思います。
まず、メリット。

台湾人が日本語を話せる
先述した現地で採用された2名の日本人の方々が中国語をしゃべれなくても採用された背景には、台湾人が日本語を話せるというところにあります。
しかし、やはりビジネス上で日系企業の社長さん(ほとんどが日本人)と交渉するとなると、高度な日本語が必要になります。そこで日本人の登場ということになります。
それ以外の日常会話や普段のやりとりは台湾人と日本語でオッケーなのです。日本語で話せるというのは想像以上にストレス軽減になります。わからないことも日本語で聞けますしね。

仕事内容がだいたい日本と同じ
一度日本で社会人経験があれば、こちらでの仕事も難しいものではないと思います。現在私がやっている仕事は、以前日本でしていた仕事とは畑違いのものですが、一般的なビジネスマナーとメールが使えたり、ワードエクセルが使えれば、問題なく仕事ができます。

デメリットに関しては、どうとらえるか?というのもあります。

駐在員との関係(給与面も含む)
台湾人とうまくやるのは割りと簡単だと思います。
というのも、台湾人は物事をストレートに言って来るので、裏表がなく変に気を使わなくてもいいので、楽です。おまけに日本語が通じるとなれば特段問題ないと思います。
逆に、日本人駐在員との関係をうまく築くのが大変です。
なんと言うか、日本で会社員やっていたころと同じようなストレスがかかります。おまけに、
彼らにいろいろ指示されて、(ローカル採用ですと、駐在員の立場は年齢、キャリアに関係なく上の場合が多い)仕事をするんですが、大変さと給与の低さが反比例していて、耐えられないといって帰国した友人も何人かいました。

給与
会社がビザを支給するなら最低支給賃金が決められています。確か48000NTD前後は保障されていたと思います。(※詳細は各企業や派遣会社にお問い合わせください)
私のように特にビザに問題がないと、恐ろしく安いです。私は3万NTDちょっと超えるかな?くらいです。
ただ、補足すると、
日本と比べれば、勿論、ビザがあるなしにかかわらず、正直やってられません(笑)が、台湾で生活しているので、まぁ、慣れます。生活はできます。
お給料3〜4万弱の台湾人の同僚も、一人暮らししつつ、ちょくちょく日本に旅行したりしてますよ。家賃や生活費は日本とは違いますしね。これで家賃6万とか8万とかだったら生活できませんけどね。台湾だと、だいたい約3万円前後くらいですかね。日本のOLさんと同じようにお弁当を作ったり、お茶を持参したり、節約している方もいます。彼氏が居る人は同棲したり。節約したお金で、旅行に行ったり、月に一回豪華な食事をしたり、生活ですから、その辺は日本のOLさんたちと同じ感覚だと思います。
それよりも、駐在員との給与格差をどれだけ気にせずにいられるかが問題になります。
ローカル採用の日本人が彼らと一緒に、食事やらゴルフやらと遊んでいると、生活は突然苦しくなります。自分は台湾人だと思えば、苦にはならないです。

休みが少ない
台湾の政府が決めている休日は現在増やそうとしているものの、基本的に少ないです。夏休みも「お盆休み」というくくりで付与している会社は少なく、有給を利用して休むという感じです。ただ、有給は取り易いのでみんな好きなときにお休みを取っています。

ビザ取得には条件がある
最終学歴や日本国内での労働期間等、確か、いくつかの条件があります。その条件に該当しないと、取得できません。
詳細はまずはネット等で確認してください。(派遣会社などのホームページで確認できます)

いかがでしたか?
不安に思っている部分やモヤモヤは少しは解消できたでしょうか?
仕事はどこに行っても責任が伴うものですが、南国台湾での会社生活は、日本、特に首都圏で働くことを思えば、ずいぶんと楽です。満員電車での通勤なんてのもないですしね!


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